著者:漆田公一+サンダーバード研究会
初版第1刷:平成11年11月10日
発行所:祥伝社
総頁数:286
定価:1700円+税
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子どもの頃、純粋にサンダーバードに感動した方のうち、少しひねてしまったお父さんに
お勧めします。
この本を読んでからサンダーバードを観ると、きっと子どもの時とは別の感動があるでしょう。
子ども頃と同じ純朴なままの方は読まないで下さい。
巻頭のカラーページの小見出しより
人間ドラマとしてのサンダーバード
われわれはどうやら、小学生の頃、知らないうちに「1人のボスと5人の部下」
という人間関係と組織のことを学んでいたらしい
バージルはつらいよ
バージルは、いつでも最も危険な仕事をこなしていた。
そんな彼とサンダーバード2号が、とても好きだった。
孤高の人・ジョン
いつでも宇宙ステーションでたった1人。
子ども心に「寂しいだろうな」と同情したものだ
宴会部長・ゴードン
海洋救助のプロパーで最も出番が少ないが、ちっともへこたれない肉体派
もし、ブレインズが友だちだったら・・・
サンダーバードのすべてのメカを発明・開発した天才科学者。
もし、こんな友だちがいたら、どんなに楽しいことだろうと夢見ていた。
ブレインズは僕らにとってのドラえもんだったのだ
ヒロインをめぐる男たちの思惑
子どもの頃は気づかなっかたが、トレーシー家の5人兄弟の中には、
ペネロープとミンミンという2人のヒロインをめぐって複雑な感情が
渦巻いていた
サンダーバードは「階級」の存在も教えてくれた
いくら親にせがんでも買ってもらえなかった「秘密基地」が、友達の
家にあったときのショックは忘れられない